なでしこジャパン・池田太監督が退任 23年W杯、今夏パリ五輪ともに8強
日本サッカー協会は21日、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の池田太監督(53)が退任することを発表した。後任は明らかになっていない。 【写真】イレブンをねぎらう池田監督 延長戦の末、米国に敗れ準々決勝で敗退した 池田監督は17年にU-19(19歳以下)女子日本代表監督となり、18年U-20女子W杯を制した。21年10月から任期満了で退任となった高倉麻子氏に代わって「なでしこジャパン」の監督に就任。23年のワールドカップは8強、今夏のパリ五輪も8強という結果だった。 今月上旬のパリ五輪準々決勝で敗退後、日本サッカー協会の佐々木則夫女子委員長(66)は、池田監督の去就や監督人事について「今月いっぱいかけて、じっくりやっていきたい。もちろん(続投も)選択肢にある」と言及していた。 ◆池田太(いけだ・ふとし)1970年10月4日、東京都出身。DFとして浦和でプレーし、J1通算53試合1得点。現役引退後は浦和の下部組織を指導。12年、当時J2の福岡のコーチ就任。17年にU-19(19歳以下)女子日本代表監督となり、18年U-20女子W杯を制した。21年10月に女子日本代表「なでしこジャパン」の監督に就任。23年W杯8強。24年パリ五輪8強。