【B1注目移籍選手5選】さらなる進化を求め新しい環境にチャレンジ
■湧川颯斗(滋賀レイクス→三遠ネオフェニックス)
福岡大学附属大濠高校卒業後にプロの舞台に足を踏み入れ、入団1年目からB1を経験。昨シーズンは滋賀レイクスの降格に伴いB2でプレーしたものの、プレーオフを含めた全67試合に出場して滋賀B1復帰、B2優勝の原動力となった。高校時代にはウインターカップ優勝やU19日本代表として「FIBA U19ワールドカップ」も経験。高校3年生のころからポイントガードを主戦場にしており、今後の日本を背負う大型ガードとしても期待が膨らむ逸材だ。 194センチの長身で司令塔の役目も担うが、最大の魅力は力強いペイントアタックからの得点。今シーズンから所属する三遠ネオフェニックスでは、ディフェンス力と3ポイントシュートの精度を向上させ、さらなる飛躍を遂げたい。
■牧隼利(琉球ゴールデンキングス→大阪エヴェッサ)
琉球ゴールデンキングスの生え抜きの1人として、2019-20シーズンから5年間在籍。2024-25シーズンは大阪エヴェッサへの移籍を決断して新たなスタートを切る。攻守において質の高いプレーで貢献するコンボガードで、周りを巻き込む強いリーダーシップも兼ね備える。琉球では主にベンチスタートからの繋ぎ役や流れを変える役目を担っていたが、新天地では今まで以上に主軸として存在感を示したいところ。 再びタッグを組む藤田弘輝ヘッドコーチのもと、闘争心あふれるディフェンスや冷静なゲームメイク、ここ一番での勝負強いシュートといった大車輪の活躍に期待。リーグ優勝を知る貴重な存在として大阪を引っ張り、2度目のチャンピオンシップへと導く。
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