勝ち越しアーチを放ったテオスカー・ヘルナンデス

【MLB】ドジャース 4－2 ヤンキース（10月26日・日本時間27日/ロサンゼルス） 【映像】フリーマンと観客の“凄い”雄叫び 　ホームランを打った本人よりも“雄叫び”をあげる光景が注目を集めた。 　ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でヤンキースとのワールドシリーズ第2戦に先発出場した一戦、"テオヘル"ことテオスカー・ヘルナンデスが勝ち越し2ランホームランを放つと、後続のフリーマンに加え、観客まで“吠えて”盛り上がった。 　1－1の同点で迎えた3回裏、2死一塁の場面で打席に入った3番テオスカーは、カウント1ボールからの2球目を捉える。打球は右中間方向にぐんぐん伸びてスタンドイン。貴重な勝ち越し2ランホームランとなった。 　テオスカーは着弾後に胸を叩く仕草こそ見せたものの、喜びを噛みしめるような表情でダイヤモンドを一周。一方、スタンドでボールをキャッチしたドジャースファンは、腕を突き上げ飛び跳ねながら大喜び。周囲の観客も拍手で称えた。さらには、ホーム生還直後、4番に控えるフリーマンも、テオスカーとハイタッチを交わしながら大きな雄叫びをあげていた。その後も、ベンチではロハスとマンシーがヒマワリの種による祝福を見せるなど、スタジアム全体が熱気を帯び、いたるところで本人以上の雄叫びが巻き起こった。 　SNS上でも「テオヘル好調で嬉しい！！」「テオヘル、フリーマン連続ホームランえぐいてー」「テオヘルもフリーマンも最高や」「テオヘル残留しろ」「テオヘル神」「やっぱ頼りになる男」「やはりホームランは正義」「ドジャース打線お祭り騒ぎに！」「あぁぁヘルナンデスさまありがとうございます」などと盛り上がっていた。なお、続くフリーマンも2者連続となるホームランを放ち、スタジアムはさらに熱狂した。 　テオスカーはパドレスとの地区シリーズで5試合連続ヒットと好調だったものの、その後メッツとのリーグチャンピオンシップシリーズでは第1戦から5試合連続ノーヒット。第6戦で地区シリーズ以来のヒットを放つと、前日のワールドシリーズ第1戦でもヒットを放ち復調の気配を見せていた。不振を脱したムードメーカーがチームをワールドチャンピオンへと導き、自身も熱望する契約延長を勝ち取ることができるだろうか。 （ABEMA『SPORTSチャンネル』）