大阪・通天閣で年末恒例「干支の引継ぎ式」、吉村知事がダジャレ口上を披露「大蛇んぷを見せましょう!」
大阪の観光名所「通天閣」(大阪市浪速区)で12月27日、新旧の干支がバトンタッチする年末恒例行事『干支の引継ぎ式』が開催された。 【写真】向かい合って縁起が良い!「タツノオトシゴ」と「ヘビ」がステージで対面 大阪府市民の幸福と繁栄を願って1956年(昭和31年)にスタートし、69回目を迎えた同イベント。今回は2024年の干支「辰」にちなんだタツノオトシゴと、2025年の「巳(み)」にちなんだヘビが対面し、双方が世相を盛り込んで、この1年の反省と来年の抱負を談話形式で語り合った。 この引継ぎ式では毎回、動物の代弁者としてゲストが口上を務める。今回は「辰」を通天閣観光の西上雅章会長、「巳」を吉村洋文大阪府知事が担当し、おなじみのダジャレ口上を披露。 西上会長は「2024年は何と言っても熱戦が繰り広げられたパリオリンピック・パラリンピック!筋骨龍龍(筋骨隆々)とした肉体を駆使し、プレッシャーから逃げずに、どっしり立ち向かう一竜(一流)選手の姿に日本中が元気づけられました。一方、株価は上がったり下がったりの乱高下。全く落ち着かず、リユウ(理由)もわからず、振りまわされ、残念で腹タツ(腹立つ)ことも多い年となりました。スポーツでも経済でも、率先して先頭に龍(立つ)、リュウ敢(勇敢)な人が出てきて欲しいものです!」とコメント。 それを受けて吉村知事が「来年こそは大蛇んぷ(大ジャンプ)を見せましょう!!なんせ来年は大阪・関西万博!!世界中が注目するヘビー級イベントです!マームシ(ま~無視)できないコンテンツが、たくさん揃っています。心行くまでトコトコぶらりと歩きまわってください!首を長くしておろち(お待ち)申し上げます!1970年の大阪万博のような、長蛇の列ができちゃうくらいの千客万来になりますように!」と、少し照れながらも力強く述べた。 また、今回は『大阪・関西万博』直前ということで、万博公式キャラクター・ミャクミャクも参加。口上の最中には愛らしいポーズを繰り広げ、会場を盛り上げた。