世界最高額は誰だ!? 最新市場価値ランキング1~10位。1位はジュード・ベリンガム!
1年で72億円もアップ!? 無敗優勝の立役者
7位:フロリアン・ヴィルツ(ドイツ代表) 生年月日:2003年5月3日 所属クラブ:バイヤー・レバークーゼン 市場価値:1億3000万ユーロ(約208億円) 23/24リーグ戦成績:32試合11得点11アシスト 7位には、2023/24シーズンにブンデスリーガ史上初の無敗優勝を成し遂げたバイエル・レバークーゼンの中心選手であるフロリアン・ヴィルツがランクインした。 ケルンのアカデミー出身のヴィルツは、16歳で迎えた2020年冬の移籍市場でレバークーゼンへと移籍した。2020年夏にカイ・ハフェルツがチェルシーへと移籍して以降は、彼の抜けた穴を見事に埋めてみせた。レバークーゼンがブンデスリーガを制した2023/24シーズンはリーグ戦で32試合11得点11アシストという圧巻の活躍を披露。何度も勝利に導くビッグプレーをみせたことから最優秀選手賞を受賞した。 ヴィルツはレバークーゼンの中心であり、大半の攻撃に絡んでいると言って良いだろう。相手DFとボランチの間でボールを受けてからのドリブルやパス、フィニシュのアイデアが豊富で、試合を決定づける勝負強さも兼ね備えている。 2023/24シーズンの大活躍でヴィルツの市場価値は1年間で4500万ユーロ(約72億円)も上昇。現在の価値は1億3000万ユーロ(約208億円)となっている。ここまで順調なキャリアを歩んでいるように見えるヴィルツだが、2021/22シーズンには前十字靭帯を断裂する大怪我を負っていた。この怪我を克服した上での完全復活は、怪我に悩まされる多くの選手に希望を与えたことだろう。
活躍しない年はない? ついに220億超え、アーセナルの誇り
6位:ブカヨ・サカ(イングランド代表) 生年月日:2001年9月5日 所属クラブ:アーセナル 市場価値:1億4000万ユーロ(約224億円) 23/24リーグ戦成績:35試合16得点9アシスト 6位には、ミケル・アルテタ監督が率いるアーセナルで最も重要な選手の一人であるブカヨ・サカがランクインした。 アーセナルのアカデミー出身のサカは2018/19シーズンにトップチームに定着した。アルテタ政権初期は[3-4-3]の左ウイングバックで出場するなど、ユーティリティー性を活かした起用が目立っていたが、2020/21シーズン頃からは彼が最も得意とする右ウイングに固定された。カットインと縦への仕掛けの両方のクオリティが高いため、相手チームからするとプレーの選択肢を絞りづらい選手だ。 3季連続で2桁ゴールを記録していることからもわかるように、プレーのクオリティが高いのはもちろんだが、怪我への耐性も彼の魅力の一つだ。相手選手に何度も削られても離脱することはほとんどなく、2021/22シーズンと2022/23シーズンはプレミアリーグで全試合に出場している。昨季も35試合に出場と、稼働率の高さも特長である。 昨シーズンにプレミアリーグで自己最多となる16ゴールを決めたサカの市場価値は上昇しており、現在は1億4000万ユーロ(約224億円)となっている。毎年のように自己最高額を更新しており、例年通りの活躍を披露すれば、今シーズンもさらなる上昇が見込まれる。