「不信任決議文は的外れ」「納得いかない」 岸和田市長が会見で”議会解散”の理由を説明 出直し選への挑戦にも言及「市長に再選されれば1億円以上稼ぐ」
女性との性的関係をめぐって不信任決議案が可決された岸和田市長。24日、会見に臨み議会を解散させた理由について語りました。 (岸和田市・永野耕平市長)「不信任決議の内容について全く理解できないし、(不信任には)全くあたらない。議会の解散はに大義がないといわれているが、不信任決議に大義がないと私は感じているので、あとは市民に決めてもらうしかない」 不信任決議案が可決されてから4日。岸和田市の永野市長が下した決断は、議会の解散。そして、自らの進退について、辞職する考えはないことを明らかにしました (永野市長)「(Q.失職・辞職を選ばなかった理由は?)‟自分だけ辞めたらよかったやん”という話ですよね。例えば不信任決議文を見て納得の内容なら自動失職したり、自分1人が市民に判断いただくこともあったが、(不信任決議の)文章の中にも事実でないこと、的外れなこともかなりあるので。市議会選挙は同じ人が当選する可能性が非常に高いが、それでも市民の皆さんとしっかり話し合ってもらいたいという思いから、議会の解散に踏み切った」 これで岸和田市議会の議員選挙は、来年1月26日告示、2月2日投開票となりました。その後、再び不信任決議案が可決されると永野市長は自動的に失職することになります。 (永野市長)「(再び)不信任決議が行われて自動失職になったら、(出直し選に)挑戦して当選を目指して頑張りたい。10年後、20年後、30年後にも市の行政サービスを落とさない必要があるので、そうした改革をしなければならない。まだ道半ばで、やらなければいけない」 「(Q.市議会選挙で7000万円以上、市長選も4000万円以上の費用がかかることについては?)民主主義のための費用だから、ある意味しかたがないと思う。いま改革で爪に火をともしてやっていて、自分の給料・退職金もカットしている。そういった改革の中で、選挙をやるのは非常にもったいない。市長選までやると1億円以上かかるかもしれないが、(自身は)再選して1億円以上稼いでこようと思っている。これからそれ以上に岸和田市を 豊かにするため、がんばりたい」