京都ではしか発症の旅行客、「外出自粛」要請期間に東海道新幹線で移動 英国から入国の10代男性
京都市は26日、英国から入国し、市内滞在中にはしかを発症した旅行客の10代男性が、周囲に感染の可能性がある期間内だった25日に市外に移動したと発表した。市は同日までの外出自粛を求めていたが、はしかは感染症法上の5類に当たるため拘束力はなかったという。 【資料写真】東海道新幹線 市によると、男性は19日に陽性が確定し、22日に解熱した。24日まで市内の宿泊施設で外出自粛に協力していたが、家族は出国の必要性を説明していたといい、25日の京都駅午前9時1分発、品川駅同11時8分着の東海道新幹線で移動したことを市に事後報告した。