“ゴルフ天才少女”須藤弥勒 充実の韓国合宿から帰国 最先端の練習環境に「興味がありました」
史上初めてジュニアメジャー4冠を達成し、天才ゴルフ少女と呼ばれる須藤弥勒(13=ゴルフ5/太陽自動車)が韓国合宿から帰国した。 弥勒は韓国のゴルフ事情を視察するなど、有意義な時間を過ごした。自らが所有している最高峰のゴルフシミュレーターGDRの縁もあり、以前から注目していた同社が韓国国内で運営するGDRゴルフアカデミーにも足を運んだ。 最先端の練習器具を取りそろえた抜群の練習環境で打ち込みを行い、弥勒は「イ・ボミ選手やキム・ハヌル選手もGDRのシミュレーションアカデミーを経営しているとお聞きし、韓国選手のほとんどがインドアでスイングを作られると説明を受けていたので、興味がありました」と目を輝かせた。 実際に韓国へ行き、ゴルフのことはもちろん、データや機械の特徴も深く学んだ。アタックアングルやスピン量、左右軸による実戦につながるフェードとドローの曲がり幅など…データ分析では目からうろこのことばかり。母・みゆきさんは「言葉の壁はありましたが、主人が英語で細かいことを聞き、普通では分からない分析の仕組みを習ったことによって今後、日本での練習の仕方も大きく変わっていくと思います。本当に感謝です」と収穫を得て、うれしそに振り返った。 充実のオフを過ごした天才少女。この経験を胸に24年シーズンを超える飛躍を思い描く。