ゴミ屋敷で「物乞い犬」と飼い主に呼ばれていた毛玉だらけの老犬を保護→ガリガリだったがトリミングすると、健気に尻尾を振った
少しでも異変を感じたら通報して
なぜ、保護団体やボランティアはすぐに保護活動に着手出来ないのか?「それは、行政が動かない/動けない、からなんです」と、junさん。 「現在の法律ではペットは飼い主の所有物という扱いです。また、動物愛護法が改正されても、その内容を理解しているのは私たちのように動物に携わっている一部の人だけ。驚くことに、いちばん知っておいてほしい警察官も理解していないことが多いです。動物への暴力もネグレクトも虐待であり、犯罪です。悪臭や鳴き声など、もし皆さんが近所や通りかかった場所で少しでも異変を感じたら、警察や行政に通報してほしいです。 小さな命を救うためには、まずはペット=所有物という扱いを変えてほしいと心から思います。時間がかかるとしても、声を上げ、行動を起こせば変わることは必ずあると思っています。現に私の住む地域では、先輩ボランティアさんたちが長年行政に働きかけてくれたおかげで、少しずつですが変わってきています。言葉を持たないがために苦しんでいる子たちの代わりに、声をあげてくれる方々がたくさんいる世の中になって欲しいと心から思います」(junさん) (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)
まいどなニュース