CLで大苦戦のレアル・マドリード、次節は昨季EL王者アタランタと危険すぎるカード…… 現在5位のアタランタはCL制覇をも狙う力がある
完成度ではアタランタの方が上か
27日にチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第5節でリヴァプールと対戦したレアル・マドリードは、0-2で完敗。これで第5節消化時点での成績は2勝3敗となり、順位は24位となっている。 今季より採用されているリーグフェーズ制は、1位から8位のチームがベスト16にストレートインし、9位から24位のチームは決勝トーナメント・プレイオフへ回るレギュレーションとなっている。現在24位のレアルはプレイオフどころか、敗退の危険性があるのだ。 問題は次のゲームだ。レアルは12月10日に第6節でアタランタとのアウェイゲームに臨む。アタランタは今節スイスのヤングボーイズを6-1で撃破しており、現在3勝2分で5位につけている。11ゴール1失点と得失点も見事で、これは5連勝で首位を走るリヴァプールの12ゴール1失点と大差ない。 何よりアタランタは昨季レヴァークーゼン、リヴァプールをも撃破してヨーロッパリーグを制しており、指揮官ジャン・ピエロ・ガスペリーニの下で非常に完成度の高いサッカーを展開している。国内リーグでも首位ナポリと1ポイント差の2位につけており、スクデットの可能性もある。 伊『Gazzetta dello Sport』も優勝の可能性を口にしてもいいのではとアタランタの強さを称えており、今の完成度ならばレアルをも潰してしまうかもしれない。 前線ではセリエA得点ランク首位を走るFWマテオ・レテギが絶好調で、チャールズ・デ・ケテラエルやアデモラ・ルックマンら攻撃の選択肢も多い。レアルにとっては絶対負けられない戦いで、敵地でアタランタ相手に結果を出せなければ最悪のシナリオも考える必要がありそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部
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