ヤクルト・奥川恭伸、順調な調整ぶりを結果で示す 四国IL・愛媛と練習試合での登板は「大収穫」と充実の笑み
ヤクルトは10日、秋季キャンプ地の松山・坊っちゃんスタジアムで、四国アイランドリーグPlus愛媛と練習試合を行った。順調に調整を続けている奥川恭伸投手(23)は4回から3番手で2イニングを1安打無失点の好投。今キャンプで励んでいる投げ込みなどの成果を結果で示した。 「来年につながるいい登板ができた。きょうの試合に投げるだけでも、松山に来て良かったっていうぐらい、いいものだった」 特によかったと声を弾ませたのが相手の主軸と対戦した2イニング目だった。この日の最速148キロを計測した直球にスライダーなどの変化球を交えて三者凡退。その投球に「投球の間とか、すごくいいものが、いい感覚が出てきた。大収穫だったと思いますね」と充実の笑みを浮かべた。 「体の使い方、強さが大事になってくる。しっかりトレーニングをします。残りの期間、離脱なく頑張りたい」。今季は右肘痛などのけがから2年ぶりに1軍復帰。決意を新たに完全復活の土台を築いていく。
中日スポーツ