韓国 きょうのニュース(9月30日)
◇尹大統領がスロバキア首相と会談 協力強化で合意 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は30日、ソウルの大統領室でスロバキアのフィツォ首相と会談し、両国の協力を拡大することで合意した。尹大統領は「韓国はグローバル複合危機の中で価値を共有する国であり、欧州の重要なパートナーであるスロバキアと協力を強化する準備ができている」と述べた。また、韓国とスロバキアは1993年に外交関係を樹立してから約30年間、政治や経済をはじめ多方面で友好協力関係を発展させてきたとして、両国がこれまでの協力を土台に戦略的パートナー関係を結ぶことは非常に意義深いと述べた。 ◇政府の新設機構 医師団体「政策撤回・謝罪なければ参加しない」 大統領室が、医師団体が推薦する専門家を半数以上参加させる「医療人材需給推計機構」を新設するとして医師側に参加を要請したことに対し、大韓医師協会(医協)は政府の謝罪が先だとする立場を示した。医協は、政府の誤った政策の撤回と謝罪なしに機構への参加はできないとして、謝罪と方針転換を要求した。また、政府が医学部定員増員や必須医療パッケージ政策などの誤った医療政策を強行し、現在の医療の混乱を招いたことについて謝罪を求め、「政府が明確な立場の変化を見せない限りいかなる議論にも参加できないことを明確にする」と強調した。 ◇NewJeansメンバー 国会国政監査に証人として出席へ 国会環境労働委員会は、来月25日に開催する雇用労働部と経済社会労働委員会の総合国政監査で議題となる職場でのいじめ問題に関して、人気ガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)のメンバー、ハニさんと所属事務所ADOR(アドア)の代表取締役を兼任する親会社HYBE(ハイブ)のキム・ジュヨン最高人事責任者を証人として採択した。ハニさんは先日行ったライブ配信で、HYBE所属のアイドルグループにあいさつしたところ、そのグループのマネージャーが「無視しろ」と言ったなどと主張していた。 ◇総選挙の投票率 50代以上で上昇・40代以下は下落 中央選挙管理委員会が発表した4月の総選挙の投票率分析結果によると、年齢別の投票率は70代が84.7%で最も高かった。30代以下の年齢層では投票率が50%台にとどまり、40代以降(80歳以上を除く)からは年齢が上がるにつれて投票率が高くなる傾向を示した。4年前の総選挙に比べ50代(0.4ポイント上昇)と60代(2.0ポイント上昇)、70代(6.2ポイント上昇)、80代以上(9.5ポイント上昇)では投票率が上昇したが、40代(0.9ポイント下落)と30代(2.0ポイント下落)、20代(6.3ポイント下落)では投票率が下がった。18歳と19歳もそれぞれ10.6ポイント、10.3ポイント下落した。
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