ヒオカ「若者の孤独死や〈セルフネグレクト〉が社会問題に。明日は我が身と思うが、同居をする人を見つけるのも難しい」
◆孤独死に向かっている 1人暮らしを始めて4年になるが、孤独過ぎて心底この暮らしが嫌になる。自由より圧倒的に虚しさを感じる。これを話すと友達から引かれるが、夜寂し過ぎて布団の中で泣くこともある。日中人と会っても、1人暮らしの家に帰ると、あぁ、ひとりだ、と絶望する。フリーランスになってから、1日誰とも会話せずに1日が終わることも多い。好んでひとり暮らししているのではなく、一緒に住む人が見つからないから仕方なくしている。 周囲の20代も、寂しいと言う人は多い。同じく寂しくて仕方ないという親友に同居を提案したが、「彼氏や夫じゃないと嫌」と言われてしまった。孤独を感じる人は多いのに、なぜか同居は恋愛での結びつきという前提の人が大多数だから困ったものだ。 たとえ結婚したって、相手に先立たれれば孤独死のリスクに晒される。そう思うと、子どもを持つのが一番の備えなのかも? なんていう考えが一瞬よぎるが、投資といって割り切れるほど妊娠も出産も子育ても簡単ではない。あんな過酷で壮絶なことをするくらいなら、ひとりで死ぬ方がマシだ、とさえ思う。 今は20代で体の自由が効くが、これから中年になり、大病でも患うようになれば、孤独はいまよりさらに深刻なものになるだろう。いまでも頭がおかしくなりそうなくらい孤独なのに、これから年を取ればどうなってしまうのか、と今から恐ろしくて仕方がない。 もはや若いからといって孤独死と無縁ではない。今こうしている間も、孤独死に向かっているのだと思う。
ヒオカ
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