11月の有効求人倍率1.25倍 前月と同じ
11月の有効求人倍率は前の月と同じ1.25倍でした。 厚生労働省によりますと、仕事を探す人1人あたりにどれだけの求人があるかを示す11月の有効求人倍率は、10月と同じ1.25倍でした。 産業別では、去年の同じ月と比べると、宿泊業、飲食サービス業などで減少が見られた一方で、増加している産業もあり、なかでも運輸業、郵便業は、トラックなどで荷物を運ぶ貨物運輸の求人が増えたことが影響し、15か月ぶりの増加となりました。 厚労省は、「年末に向けた配送の増加や、トラックドライバーの残業時間の規制の強化による人手不足、いわゆる“2024年問題”の対策として、人手を確保する動きあり、増加につながったと考えられる」と分析しています。