柔道訓練中に頭を強打 意識不明の重体だった女性巡査が死亡 京都府警
京都府警の警察学校で柔道の訓練中に頭を強打し、意識不明の重体になっていた女性巡査が、13日に搬送先の病院で亡くなったと警察が発表しました。 京都府警によりますと今月1日、京都市伏見区の警察学校の柔道場で、技をかけ合う「乱取り」をしていた初任科生の女性巡査(23)が畳で頭を強打し、病院に搬送されました。 巡査は急性硬膜下血腫と診断され、緊急手術を受けたものの、意識不明の重篤な状態が続いていましたが、警察によりますと13日午前、病院で亡くなったということです。 女性巡査は4月に採用され、柔道は初心者でした。 訓練中は頭を保護するヘッドキャップを着用していたということです。 京都府警は「お悔やみを申し上げる。今回のようなことは二度と起こらないように再発防止策を徹底して参りたい」とコメントしていて、詳しい事故の原因を調べています。 女性巡査は13日付けで一階級昇進し、巡査部長となりました。
ABCテレビ