長崎はJ2首位キープ! 徳島に一時逆転許すもM・ギリェルメが後半44分に直接FK同点弾
[6.29 J2第22節 徳島 2-2 長崎 鳴門大塚] J2リーグは29日、各地で第22節を開催した。ポカリスエットスタジアムでは、11位徳島ヴォルティスと1位V・ファーレン長崎が激突。2-2で引分けた。 【動画】女優が日本代表戦に来場→“一般人”として地元TVのインタビュー受ける 2連勝を狙う徳島と、首位キープへ3連勝を目指す長崎の一戦。試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。徳島は中央のところでMF杉本太郎、MF永木亮太が攻撃を構築。対する長崎は、前線のFWマルコス・ギリェルメ、FWエジガル・ジュニオ、FW笠柳翼をターゲットにボールを前進させた。 すると先にスコアを動かしたのはアウェーチーム。前半29分、長崎は敵陣右サイドでフリーキックを得ると、DF増山朝陽が右足で入れたボールが逆サイドに流れる。そのボールをM・ギリェルメが回収してインサイドの笠柳にパス。右足で入れたクロスにE・ジュニオが頭で合わせた。 1点ビハインドで前半を折り返した徳島だが、後半の入りに試合を振り出しに戻す。後半4分、MF柿谷曜一朗が左サイド高い位置からスルーインを入れると、リターンを受けてそのままクロス。飛び出したGK原田岳がファンブルすると、FW坪井清志郎が素早く反応してゴールに押し込んだ。 さらに徳島は同点直後、長崎がキックオフの流れから原田まで下げたボールを坪井が奪いにいく。すると、突いたところに蹴り足が入ってPKを獲得。キッカーを務めたMFブラウンノア賢信がゴール右に突き刺した。 試合は終盤にかけて3点目を狙う徳島と、同点ゴールを目指す長崎が激しい攻防を繰り広げる。すると長崎は後半44分、ペナルティエリアのラインぎりぎりのところでフリーキックを得ると、M・ギリェルメが直接決めて追いついた。 試合は2-2でタイムアップ。長崎は2位横浜FCと1ポイント差で首位を守っている。