40代からのすっきり暮らし「服を減らすため」にやってよかったこと2つ
モノや情報にあふれている現代に、すっきりとしたシンプルな暮らしを望む人たちがいます。 ◆【写真】服を減らしたコツは「過去の自分の価値観を手放すこと」。手放し後の<一軍服>を見る そうした人たちはときにミニマリストやシンプリストと呼ばれ、新たな生活スタイルとして社会に浸透しています。 今回は、シンプルライフを目指す筆者が実際にやってみてよかった「服を減らすためにやった2つのこと」を紹介します。 記事後半ではシンプルライフの社会浸透とともに注目されるリユース業界の市場規模についても触れています。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「いまの自分の価値観」に合わせて服のスタイルを変えた
かつては「青文字系」と呼ばれるファッションが好きだった筆者。服は自分にとって「個性を表現するためのもの」であり、「重ね着してナンボ」と思っていました。 ところが年を重ねていくうちに価値観が変わっていき、それにともなって服に対する意識にも変化が。 クローゼットにおさまりきらずにベッド下にも収納している服の多さが気になり、不快に感じるようになってきたのです。 そこで、次のことを取り入れて手持ちの服を減らしました。 <ワンピーススタイルを積極的に取り入れる> これまでワンピースを買うのはなんとなく敬遠していたのですが、「1枚着るだけで全身完成」の魅力にひかれて取り入れてみたところすっかり虜に。 1枚着るだけでもおしゃれに仕上がる可愛いデザインのものや、ワンピースとしてだけでなく羽織りとしても着ることができるタイプなど、ワンピースを取り入れたことで服の枚数が減りました。
着ていない服やヨレヨレの服は潔く捨てる
「おしゃれに見られたい」「いつも同じ服を着ていると思われたら恥ずかしいのでは」との思いからコーディネートのバリエーションを確保したくて中々手持ちの服を減らせなかった筆者。 「いつかまた着るかもしれない」「まだ着れるから」と半ば自分に言い聞かせるように着ていない服や経年劣化してきている服も大事に抱え込んでいました。 ですが、すっきり暮らしたいという思いと天秤にかけて、該当する服は思い切って手放しました。 特に、デザインが好きだったり楽しかった日々を思い出したりするお気に入りの服を手放すのが惜しく感じられましたが、既に十分に役目を果たしてくれていることに意識を向けて、気持ちよくお別れすることを心がけました。