琴ノ若が県知事表敬、地元に感謝 「たくさんの方に支えられた」
大相撲の新大関で、千葉県松戸市出身の琴ノ若関(26)が20日、同県庁で熊谷俊人知事を表敬訪問した。県出身力士としては69年ぶりの大関で、所属する佐渡ケ嶽部屋も松戸市にある。「たくさんの方に支えられ、ここまで来ることができた」と地元に感謝した。 熊谷氏は「県民に勇気と感動を与えていただいた。県を代表して心から感謝申し上げる」と述べた。琴ノ若関は、今後について「持っているものを一段階、二段階と引き上げなければいけない。今まで以上に稽古を積む」と意気込みを語った。 琴ノ若関は、父の佐渡ケ嶽親方(55)の現役時代と同じしこ名で、祖父は元横綱の琴桜。埼玉栄中・高を経て角界入りした。