【広島】侍ジャパンに完封負け 7回で6者連続三振を含む11三振 4安打で三塁を踏めず 投手陣は斉藤1失点、滝田2失点、髙2失点
■プロ野球 練習試合 侍ジャパン5ー0広島 特別ルール 7回まで通常 8回はタイブレーク練習 交代自由(5日 宮崎・SOKKENスタジアム) 広島は侍ジャパン投手陣に7回を4安打11三振で三塁も踏めず完封負けを喫した。先発・常廣は2回無失点も2番手・齋藤が1失点、3番手・滝田が2失点、5番手・高が1失点と7イニングで5失点。 スタメンは1番セカンド・佐藤、2番サード・内田、3番ファースト・田村、4番レフト・林、5番ショート・二俣、6番ライト・末包、7番DH・仲田、8番キャッチャー・石原、9番センター・中村貴のオーダーを組んだ。 侍ジャパンの先発は井上(巨人)、今季25試合(先発15)に登板し8勝5敗、防御率2.76。 先攻の1回、佐藤は投ゴロ、内田は見逃し三振、田村は二ゴロと3人で終わる。 先発・常廣羽也斗(23)は9月25日・DeNA戦(マツダ)でプロ初登板し5回を7安打1失点(1失点)で初勝利を挙げた。今季は2試合に登板し1勝0敗、防御率2.45。 常廣は1回、村林(楽天)を一ゴロ、チームメイト坂倉に四球も辰巳(楽天)を遊飛、チームメイト小園を中飛に打ち取った。 2回の攻撃も林は二ゴロ、二俣は右飛、末包は3球で見逃し三振と三者凡退に倒れる。 常廣は2回、先頭・紅林(オリックス)に右安打も佐藤(ロッテ)を遊ゴロ併殺打、五十幡(日本ハム)を空振り三振に封じた。 3回の攻撃は仲田、石原、中村貴は3者連続空振り三振に倒れ、末包から4者連続三振で井上に対して5三振でパーフェクトに抑えられた。 2番手は2年目・斉藤が3回、清宮(日本ハム)を中飛、森下(阪神)を左飛、村林に中安打も坂倉を中飛でアウトは全て外野フライに打ち取る。 侍ジャパン2番手は横山(ロッテ)。4回の攻撃も佐藤と内田が連続見逃し三振と6者連続三振を喫する。田村は二ゴロと走者を出せない。 斉藤は4回1死から小園に四球、紅林に右安打で1死一・三塁とすると佐藤を追い込みながらもフォークをライトへ前に運ばれるタイムリーを許し1点を先制される。だが後続の五十幡、清宮は抑えた。 侍ジャパン3番手は隅田(西武)。5回2死から末包が左安打で初出塁・初ヒット、仲田も左安打で一・二塁とするが石原はストレートに見逃し三振に倒れた。 5回、3番手のルーキー滝田は森下、村林、坂倉に三者連続四球で無満塁のピンチを招く。辰巳にライト前にタイムリーを弾き返され、1死後に紅林にライトへ犠飛を打ち上げられ、0ー3となる。 侍ジャパン4番手は左腕・鈴木翔(楽天)。6回、中村貴、代打・韮澤、内田と凡打に打ち取られた。 6回、4番手の育成・杉田が先頭の代打・古賀(西武)に四球も清宮を一直、代走・五十幡が帰塁できず併殺を取り村林も右飛に抑える。 侍ジャパン5番手は清水(中日)。7回、田村が中安打、林は右安打で無死一・二塁の好機も二俣は空振り三振でチームこの日10三振目、代打・中村健は左飛、代打・髙木は空振り三振で得点を挙げられず。 7回、5番手のルーキー髙が先頭・坂倉に四球で代走・五十幡、二盗を決められる。辰巳に左中間にタイムリースリーベースを飛ばされ、小園にはセンターへ犠飛を打たれ、0ー5となった。 ◆8回のタイブレークは攻守が入れ代わり表の攻撃が侍ジャパン。無死一・二塁から6番手・河野、古賀のバントを一ゴロで三塁封殺。1死一・二塁から清宮の投ゴロで2死二・三塁となると森下に遊内安打タイムリー、1点を失うが続く村林は見逃し三振に取った。 侍ジャパンの6番手は藤平(楽天)。無死一・二塁から途中出場・持丸の三前バントをベースカバー小園が捕球しアウトにするもその後に落球し、二塁走者が帰還し1点。さらに1死三塁から中村貴がライトオーバーのタイムリースリーベースを放った。1死三塁から韮澤は投ゴロで2死二塁、内田は三内安打に田村が四球で2死満塁で林は空振り三振で終了。