命に関わる「食物アレルギー」の危険性…発症のリスクを回避するための注意点を専門家が解説
◆食物アレルギーの発症を防ぐために…
食物アレルギーの患者と家族も、店の食物アレルギーに関する知識量には個人差があることを知っておくのも大切なことです。例えば、アレルギーの原因となる食べ物が入っているかどうかを質問する際は、「食物アレルギーなのですが、牛乳や脱脂粉乳を使っていますか?」と尋ねたり、作り直しを要求する際は「食物アレルギーなので、卵をはがすだけではなく作り直してください」とハッキリ伝えることで、身を守ることにもつながります。 食物アレルギーは命に関わる重要なことです。外食・中食の責任者や従業員、食物アレルギー患者と家族みんなで、リスクを回避する行動を取りましょう。 最後に宇野さんは「消費者庁では、外食・中食における食物アレルギーに関する情報提供が、より一層推進されることを目指し、外食・中食事業者の皆さんや食物アレルギーの患者さん、ご家族の方が、それぞれの視点から学べる動画をYouTubeで公開しています。ぜひ一度ご覧いただき、食物アレルギーに対する理解を深めましょう」と呼びかけました。 番組のエンディングでは、杉浦と村上が今回学んだ「食物アレルギー」について復習。2人が特に注目した点をピックアップして発表します。 村上は“人によって違う食物アレルギーを理解しよう”をポイントに挙げ、「人によって(アレルギーの)反応も違ったりするので、そこはちゃんと理解しておきたいですね」と話します。続けて、杉浦は“食物アレルギーは食べ物の好き嫌いではない”とスケッチブックに書き、「命に関わることなんだと理解してほしいですね」とコメントしました。