ダンビラムーチョ

　コント芸日本一を決める「キングオブコント2024」が12日、開催され、初の決勝大会へ進んだダンビラムーチョはファーストラウンドで敗退した。 【画像あり】 「キングオブコント2024」新審査員に「シソンヌ」じろう　大会史上初、審査員全員歴代王者 　ファーストラウンドは2番手で登場し、「冨安四発太鼓保存会」のネタを披露した。4発しか太鼓をたたけない謎ルールの和太鼓会で、大原優一（34）が唯一の保存会員を演じ、破天荒なキャラクターで、原田フニャオ（35）演じる見物客役をほんろうした。原田も「大原のアホキャラを体に入れる能力を見てほしい」と話す自信作だったが、先頭バッターのロングコートダディが475点という高得点を出したあおりも受けてか、469点に。4組終了時点で4位となり、上位3組が進む最終決戦には進めなかった。 　大原が繰り出すトンデモ設定や歌ネタに、原田が右往左往するおバカネタを得意とするコンビ。昨年はM－1グランプリでも決勝に進んだ。9月の会見で大原は、「山梨出身なんで“がんばるしかねーずら”」と、地元の言葉で必勝を誓っていた。山梨でローカルのレギュラー番組を持っている2人。山梨に劇場を建てる目標があり、その夢にも大きく前進するチャンスだったが、夢は遠かった。早々に敗退したが、大原は「また来年～！」と再挑戦を誓った。 　キングオブコント2024は大会史上最多の3139組がエントリーし、コント芸日本一の称号と優勝賞金1000万円をめぐる、し烈な争いを繰り広げた。決勝大会はcacao、コットン、シティホテル3号室、ダンビラムーチョ、ニッポンの社長、ファイヤーサンダー、や団、ラブレターズ、隣人、ロングコートダディが出場した。審査員は飯塚悟志（東京03）小峠英二（バイきんぐ）秋山竜次（ロバート）山内健司（かまいたち）じろう（シソンヌ）。 　大会はTBS系「お笑いの日2024」内で午後6時30分から生放送され、浜田雅功（ダウンタウン）がMCを務めた。