『充電旅』で出川哲朗は行く先々で歓声を受けている

人気番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか？』（テレビ東京系）での番組制作の迷惑行為に指摘の声が集まっている。 【写真あり】小池百合子都知事が出川哲朗と「原チャリ」爆走ロケ撮 「10月6日、Xにてとあるアカウントが、同番組のロケ撮影中の様子を撮影した動画をポストしました。 　同番組は、行く先々のお店や一般人宅などで、電動バイクのバッテリーを充電させてもらいながら、出川哲朗さん、ディレクター、ゲストとともに観光地などをめぐる内容で、今回撮影されたのは北海道・北斗市です。 　道沿いには、ロケの目撃情報を知った多くの市民の方々が集まり、市内を電動バイクで入っていた出川さんとゲストのパリ五輪金メダリスト・角田夏実さんが、『どうも』と笑顔で手を振り、ファン対応をする様子が映されています」（芸能記者） 　同ポストには、出演者の“神対応”を称賛する声が殺到した一方で、批判の声も寄せられた。 《うしろめちゃくちゃ渋滞して普通に迷惑》 《ノロノロ運転で渋滞　片手運転　よそ見運転　危険極まりないし後続車に迷惑》 《原付が並んでてその後ろもロケ車だろうから車線変更しないと追い抜けなくて後ろの車としては結構邪魔だよなぁ...》 《出川というより左車線潰してるTV局にビックリやわ…》 「同ポストを見ると、出演者らは2車線ある道路の左車線を走行しています。出演者らが乗っている電動バイクの法定最高速度は、50ccの原付バイクと同様の30kmと定められていますが、走行しているのは法定最高速度60km制限の一般道路。電動バイクを先頭に、ロケ車がその後方を同じ速度で走行しているため、片側車線がいわば封鎖状態となり、渋滞が起きている様子でした。 　また、出川さんらが手を振る市民の方に、手を振り返すなどのファン対応をする様子が映されていますが、結果的に片手運転やよそ見運転の状態となっており、安全運転義務違反を指摘する声もあがっています」（同前） 本誌は、こうした声が集まっていることについてテレビ東京に問い合わせると、「10月前半に北海道で撮影を行っていたことは事実です」とした上で、 「番組のロケに際しては、周囲の方々へ十分に配慮しながら行うことにしています。今後も安全面に十分に注意しながら番組制作を行っていきます。様々なご意見をいただきながら番組制作に生かしてまいります」 　と見解を述べた。さらに同番組は過去にもこんなトラブルが起きている。 「夜10時ごろ、中国地方の飲食店に現れたロケ隊に気づいた市民の方々が、騒ぐ事態が発生。『なんの騒ぎですか！子どもたちもいるから、早く帰りなさいよ！』と近隣住民女性の大きな声が響いた直後、衣装のジャンパーを着て出てきた出川さんが『はーい、すみませーん』と謝罪しました。 　そのときの様子がSNSにアップされると、 《午後10時近くにロケするなど行き過ぎ。芸能人は夜、夜中は活動時間かもしれないが田舎の一般人は睡眠の時間。止めなさいよ》 《普段は静かな田舎の　しかも夜の10時に　芸能人が来てやったから　みんな喜べとでも？》 　などと批判が集まる事態が起きました。 　同番組が人気の理由は、出川さんをはじめ芸能人が気さくな様子で地域の人々と交流する様子です。電動バイクを迎えるファンの人たちを“無視”することもできないでしょうから、難しいですね。電動バイクが走るシーンだけをごく短時間で撮影し、あとはロケバスで移動するという手もありますが、そもそも充電する必要もなくなるし、“ヤラせ”になってしまいます。なるべく過疎地を舞台にして道路を一時的に塞いでも文句が出ないようにする、ぐらいしか手がないのでは……」（同前） “リアルガチ”ゆえの悩みはつきない。