台風18号「クラトーン」発生 暴風域を伴って沖縄に近づくおそれ
28日(土)午前9時、フィリピンの東で台風18号「クラトーン」が発生しました。
台風18号「クラトーン」発生
28日(土)午前9時、フィリピンの東で台風18号「クラトーン」が発生しました。 中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風18号は今後、フィリピンの東を発達しながら北上し、暴風域を伴って沖縄に近づく可能性があります。 沖縄を中心に日本に影響を与えるおそれがあり、今後の台風の動向に注意が必要です。
台風の名前
「クラトーン」は、タイが用意した名前で「果物の名前」に由来しています。 台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。 準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。
日本気象協会 本社 日直主任