【ボクシング】李健太「しっかり仕上げて」増田陸「一刀両断」日本王者2人が3・1ダブル防衛戦
プロボクシング日本スーパーライト級王者李健太(28=帝拳)が3月1日、東京・後楽園ホールで同級1位渡来美響(26=三迫)との2度目防衛戦に臨むと発表された。帝拳ジム興行となる第30回WHO′NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXTのメインイベントで組まれた。李にとっては昨年9月の山本ライアンジョシュア戦以来、渡来にとっては昨年10月の関根幸太朗(ワタナベ)との挑戦者決定戦以来のリングとなる。 所属ジムを通じ、李は「次の試合は最強挑戦者が相手ということで現在のランカーで1番強いので、しっかり仕上げて勝ちたい」と意気込みを示した。実戦練習は昨年12月から開始しており「もう勝つ気しかないです。万全の状態をつくって試合に臨みます」などと意気込みを示した。 セミファイナルには日本バンタム級王者増田陸(27=帝拳)が同級1位松本海聖(23=VADY)との2度目防衛戦に臨むことが発表。増田にとって昨年11月の宇津見義広(ワタナベ)戦以来、挑戦者の松本にとって昨年12月以来のリングとなる。所属ジムを通じ、増田は「最強の挑戦者ということで強敵なのは分かっていますが、若く勢いもあってとてもテクニカルな選手、ボクシングのうまい選手という印象」と松本のイメージを解説。その上で「勝負の世界です。一刀両断して道を切り開くつもりです」と決意を示した。 日本王者2人のダブル防衛戦は、日本王者が最強挑戦者を迎え撃つプロボクシング春の祭典となる第44回チャンピオンカーニバルとして行われる。