終業後にコーヒーを飲んでから「タイムカード」を押すのはアリ?この時間も「残業代」は支払われる?
労働時間を正しくマネジメントするために会社ができること
労働時間を正しくマネジメントするために、タイムカードの打刻に関して、従業員に徹底した指導を行う必要があるでしょう。タイムカードの基本は、労働開始のできるだけ直前に出社の打刻を行い、終業後はできるだけ直後に退社の打刻を行うことです。 始業時間・終業時間ともに、タイムカードの打刻時間と実際の労働時間に相違があると認められる場合は、該当者に事情を確認し、改善を求めましょう。ほかにも対策として、時間外労働については事前の許可制にしたり、固定残業代制の導入でカバーしたりする会社もあるようです。
基本的にタイムカードの打刻時間が労働時間とみなされる! 会社側はマネジメントが必要
タイムカードで労働時間を管理している場合は、基本的に打刻された時間が労働時間とみなされます。 終業後に1杯コーヒーを飲んでからタイムカードを打刻する同僚がいる場合、その時間も残業代が支払われていると考えられるでしょう。 始業・終業時間とタイムカードの打刻時間に相違がある場合は、打刻のタイミングについて指導を徹底するなど、会社側でしっかりとマネジメントをする必要があるでしょう。 出典 厚生労働省 労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン 裁判所 裁判例検索 平成19(ワ)1560 不当解雇損害賠償等請求事件(通称 京電工諭旨解雇)2 割増賃金の請求について(23ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部