井岡一翔とダイレクトリマッチを闘う王者のマルティネスに緊急事態発生 37・8度の発熱により公開練習をキャンセル
IBF王者だったマルティネスは7月7日に東京・両国国技館で、WBA王者だった井岡と2団体王座統一戦で対戦し、3-0の12回判定勝ち。王座統一を果たした。井岡がダイレクトリマッチを望み、「ファイトマネー次第だ」と話していたマルティネスは「良い金額を提示してもらった。なので本当に満足している」と前戦よりもかなり高額のファイトマネーの提示を受けたため、ダイレクトリマッチを認めなかったIBF王座を10月に返上してまで、再戦を選択した。
身長157センチと小柄ながらパワーと手数が武器のマルティネス。前戦は最高気温34度の七夕決戦だったが、今回は真冬の大みそか決戦。二宮マネジャーは「調印式に(マルティネスが)来なかったらやばいと思ってください」と報道陣を笑わせた。29日に東京都内で調印式が予定されており、まずはマルティネスが調印式に出席できるかに注目が集まる。
興行はインターネットテレビのABEMAで午後3時から独占無料生配信される。プロ戦績はマルティネスが17戦17勝(9KO)、井岡が35戦31勝(16KO)3敗1分け。(尾﨑陽介)