「魔が差した」ペット用品など盗んだ疑いの市職員 停職6カ月の懲戒処分 広島県福山市
広島県福山市は22日、市内のホームセンターでペット用ホットカーペットなどを盗んだ疑いで逮捕された市職員の男性(50)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表しました。この男性職員は、22日付で依願退職しました。 市などによりますと、男性は9月29日に福山市駅家町のホームセンターでペット用ホットカーペットとヘアカラー剤の2点を盗んだとして、10月8日に窃盗の疑いで逮捕されていて、その後、不起訴処分(起訴猶予)となりました。 男性職員は市の聞き取りに対し、盗んだことについて「魔が差した」と述べたといいます。市は市政全体の信用を著しく損なう行為だったとして、停職6カ月の懲戒処分としました。 福山市の枝広直幹市長は「職員に公務員としての自覚を促すとともに、綱紀粛正を徹底し、市政に対する信頼回復に向け職員一丸となって取り組んでいく」とコメントを出しています。
中国放送