いよいよ新年、実現性の高い6つの「資産形成戦略」を学ぶ
「お金持ちになる方法」が知りたければ、金融リテラシーと自制心を身につけなければならない。お金持ちになりたい人はたくさんいるが、資産形成に向けて必要なことをやり続けよう、という意欲のある人はごくわずかだ。 手っ取り早くリッチになれる手段を知らなくても、あるいは、一獲千金を手にしなくても、適切な計画を立ててそれを実践すれば、富を築き、いずれお金持ちになることはできる。お金持ちになれるライフスタイルは、身に着けることが可能なのだ。 年の瀬も押し迫り、新年について思いを巡らす今こそ、財務的な計画を立てて、金銭的な目標を見直すのに最適な時期だ。自分は何を達成したいのか。何がモチベーションを持続させるのか。これらは、「お金持ちになる」という旅を始めるにあたって自問自答すべき重要な問いだ。あなたは、自力でミリオネアになりたいだろうか? そこで本稿では、リッチになりたい人たちの目標実現を助けてくれる原則を紹介しよう。 ■1. お金を巡るマインドセットを管理する 資産形成に向けた真の第一歩は、金銭的なマインドセットを改めることだ。お金をうまく管理できない人が多いのは、金銭に関する古臭い物語を信じこみ、「不足」に基づく考え方をしているからだ。 不足でなく「成長」のマインドセットを持ち、「自分はお金持ちになる価値がある」と確信できれば、資産形成に向けた態勢が整う。お金に対して否定的なマインドセットを持っていると、金銭に関して自らを抑え込んでしまうのだ。 ■2. 借金に手を出さない 借金に追われていると経済力が失われていく。それは、金利を払わなくてはならないからだ。現金があっても借金返済に充てなくてはならない状態だと、資産を増やしたくても、思うように投資ができない。借金があるなら、そこから抜け出すための計画を立てよう。金利の高い借金から返済を始め、借金の完済を目指そう。 ■3. 収入に見合った生活をする 予算を立て、収入に見合った生活をしよう。借金に手を出してしまうのは、入ってくるお金より、出ていくお金の方が多いからだ。毎月の予算を立てるときに、貯蓄分と投資分を取り分けておけば、富を積み上げていくことができる。