エアコンの試運転は暑くなる前にやらないと最悪の事態に…夏本番が来る前にやっておくべき家事5選
梅雨が終わると、暑い夏がやってきます。本格的な暑さがやってくると、家事に対してやる気が上がらなくなりますが、放っておくと汚れやニオイ、カビなどがひどくなることも考えられます。 【画像】エアコンの試運転は暑くなる前にやらないと最悪の事態に…夏本番が来る前にやっておくべき家事5選 そこで今回は、夏本番前にやっておくことで、より快適に暮らせる家事について、暮らしスタイリストとして料理をはじめ家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんにお伺いしました。
1.エアコンの試運転
本格的な暑さがくる前にやっておきたいのが、エアコンの試運転です。しばらく使用していなかったエアコンを再び使い始めたときに不具合に気づくことがよくあります。夏本番になってから故障や不具合に気づいた場合、すぐに修理や点検をしてもらえず、しばらくの間エアコンなしで暑さに耐えなければならなくなることも。本格的に使い始める前に確認をしておきましょう。 試運転の方法は最低温度に設定し、冷房運転で10分程稼働させます。きちんと電源が入るか、リモコンが作動するか、冷風が出ているか、室内機の水漏れがないか、変なニオイがしないか、異音がしないかなどを確認します。異常に気づいたら、すぐに購入店やメーカーへ、賃貸住宅の場合は管理会社へ連絡をしてください。 また、フィルターの掃除や、室外機の周辺の片づけなども行っておきましょう。
2.洗濯槽の掃除
洗濯機の中は湿気や汚れが溜まりやすく、気温が上がるとカビも生えやすくなります。夏前に一度洗濯槽の掃除をしておくのがおすすめです。 洗濯槽の掃除には漂白剤を使用します。塩素系漂白剤は漂白力・除菌力が高く、カビや汚れをよく落としますが、ニオイが強く、成分が残ると、衣類を傷めることがあります。効果は穏やかですが、安全性が高く扱いやすいのが酸素系漂白剤です。ただし、ドラム式洗濯機の洗浄には向かない場合があります。 洗濯槽に漂白剤を入れて、槽洗浄コースを選びます。そのコースがない場合は、標準コースで洗濯機を回します。使用可能な漂白剤やお手入れの方法は、洗濯機によっても異なりますので、詳しくは説明書を確認してください。また、ドラム式、タテ型それぞれに対応した洗濯槽専用のクリーナーも販売されています。分量や使用法もわかりやすいので、便利です。