『仮面ライダーガッチャード』を走り終えた本島純政が今思うこと「ワクワクと不安の両方がある」
ライダー俳優は、『仮面ライダー』が終わってからが本当のスタートと言えるかもしれない。 【全ての写真】本島純政の撮り下ろしカットほか(全14枚) 好評のまま終了した『仮面ライダーガッチャード』。主人公・一ノ瀬宝太郎役を演じた本島純政は次なるフェーズに向けて、今、エンジンを温めている。 そんな本島の今しか見られない顔がたっぷりつまった1st写真集『純』が11月8日に発売される。大役を務め上げたその胸には今どんな想いがあるのか。ちょっと凛々しくなった本島純政のリアルな気持ちを聞いてみた。
本島純政という人間のありのままを伝えたい
――写真集発売おめでとうございます! ありがとうございます! 写真集をつくるにあたって、みなさんに届ける意味を持たせたいなと思ったんですね。それで、この1年の間にいろんな面で成長した本島純政という人間のありのままを伝えられるものしたいなと思って、こうした1冊になりました。 ――本島さんとしても、自分自身の成長を記録として残しておきたいという思いがあったんですか。 そうですね。写真集には、この1年の僕が時系列で並んでいて。最初のカットは、事務所に入ってすぐの頃。まだ写真集を出すとか、そんなことはまったく決まっていなくて、作品撮りとして撮ったものをそのまま使わせてもらいました。 あとは『仮面ライダーガッチャード』にクランクインして間もない時期の写真とか。『仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦』の撮影が終わって、頭パンパンだった状態からようやく解放されたときの写真とか。1月5日が僕の誕生日なんですけど、袴の写真はまさに19歳になった誕生日のその日に撮ってもらいました。 僕自身の成長もそうですし、撮影した日付も入っているので、『仮面ライダーガッチャード』を応援してくれた方にとっては、これはこの時期に撮っていた写真なんだなと一緒に回想しながら見てもらえる構成になっていると思います。 ――なんだか一緒にアルバムを見ている感覚になれますね。 そうですそうです! そんなふうに一緒に楽しんでもらえたらいいなと思ってつくりました。中盤でガリガリくんを食べてる写真が出てくるんですけど、これはまさに『仮面ライダーガッチャード』がクランクアップした次の日の写真です。水の中に入ってる写真とか完全に「やった~! 終わった~!」という顔をしていますね(笑)。僕としても眺めているだけでそのときの記憶が甦ってくるような写真集になりました。 ――衣装やシチュエーションについて本島さんからオーダーしたことはありますか。 衣装に関しては、基本は私服で、あとスタイリストさんが用意してくださったものの中から、これがいいなと思うものを自分でセレクトしましたけど、僕から何かリクエストしたことはなくて。あ、でも、袴は自分でお願いしたかも。「スーツと袴、どっちがいい?」ってマネージャーさんに聞かれて、「じゃあ、袴でお願いします」って。 ――袴は人生初ですか。 そうですね。あ! いや、七五三のときに履きました(笑)。なので、それ以来です。やっぱり着慣れないので、ちょっと歩きづらかったですけど。 ――本島さんは来年1月の誕生日で20歳に。この袴は、ちょっとしたプレ成人式感がありますね。 そうなんです。来年の成人式はできたら参加したいなと思っていて、もうすでにマネージャーさんに頼んでいます。写真集で袴を着たので、自分の成人式では何を着ようかなって考え中です。