『仮面ライダーガッチャード』を走り終えた本島純政が今思うこと「ワクワクと不安の両方がある」
今でも自然と「オーマイガッチャ」って言ってるみたいです(笑)
――『仮面ライダーガッチャード』の撮影中から鍛えているという話は聞いていましたが、この写真集ではその成果もしっかり出ていますね。 めちゃめちゃ出てると思います(笑)。トレーナーさんにどこの部位が弱いかを聞いて。腹筋が弱いからもっと腹筋をやったほうがいいよと言われたので、撮影前は週7で腹筋をやっていました。あとは、まんべんなく全身を鍛えて。撮影直前は結構追い込んでいたのでキツかったです。 ――ご自身で褒めてあげたい部位はどこですか。 やっぱり腹筋ですね。でも、もうちょっとこうやっておけばよかったなという反省もあって。撮影直前は水を飲むのを控えていたんでんですけど、意外と水を飲んでからのほうが筋肉は張ったなと思ったり。これに関しては、またいつかチャレンジする機会があったらリベンジしたいです! ――『仮面ライダーガッチャード』の放送が終わって1ヶ月あまりが経過しました。もう宝太郎は抜けましたか。 僕は抜けたと思ってます。でも周りの人から抜けてないって言われますね。この間、聖ちゃん(永田聖一郎)とご飯に行ったんですよ。そこで箸を落としちゃって、自然と「オーマイガッチャ!」って言ってたそうです(笑)。 ――全然抜けてない(笑)。 しかも僕、自分で言った記憶がないんですよ。1年間もやってると、なかなか抜けないものなんですね(笑)。 ――宝太郎から影響を受けた部分はありそうですか。 あると思います。宝太郎の明るさだったり、頑張る力だったり、あとは料理の楽しさだったり!1年間、宝太郎を演じられて幸せだったなと思えるぐらい、たくさんの影響をもらいました。 ――料理、続けているんですね。 続けています! 今日も1日お仕事だったので、お弁当をつくって持ってきました。お母さんの分のお弁当も一緒につくったりしていますよ。 ――そんなお母さん思いのところは宝太郎そのままですね。最終回で、母親の珠美さんから送り出される場面なんて感極まるものがあったんじゃないでしょうか。 本当のお母さんと話しているみたいでした。ドラマの最終回では、仮面ライダーである宝太郎をお母さんが優しく送り出してくれるシーンでしたが、僕も1年前仮面ライダーにクランクインする前は今までの人生の中でいちばん大きなものに挑むような気持ちがあって。そんな僕をお母さんが「1年間頑張ってね」と背中を押して送り出してくれた。あのシーンは、演じながら、そんなお母さんとの実際の思い出が重なるものがありました。