客に「イエス」と言い過ぎるのは、ビジネスにとっても客にとっても良くない ── シェイクシャック創業者が指摘(海外)
顧客に常に「イエス」と言うのはリスクが高いと、シェイクシャック(Shake Shack)の創業者ダニー・マイヤー(Danny Meyer)氏は話している。 カスタマイズのし過ぎは、ビジネスにも顧客にも有利に働かないかもしれないとマイヤー氏は言う。 同氏はスターバックスを例に挙げ、ラテの「組み合わせ」が多過ぎると話した。 シェイクシャックの創業者ダニー・マイヤー氏は、カスタマイズのし過ぎが物事をダメにしていると考えている。 12月4日に公開されたYahoo Financeの『Opening Bid』のポッドキャストのインタビューでマイヤー氏は、顧客に「イエス」と言い過ぎることがいかに企業を不利な立場に追いやり、一般的な顧客に不利益をもたらすかを語った。 司会者から顧客にさまざまな"カスタマイズ"を提供しているスターバックスのような企業をどう思うか尋ねられると、スターバックスの新CEOブライアン・ニコル(Brian Niccol)氏が「メニューに多少の変更を加え、混乱を立て直し、道理にかなわないメニューから手を引こうとしている」と話した。 その上で、"おもてなし"のために「良いレストランは『イエス』を見つける方法を探し出すものだ」と同氏は語った。 「スターバックスは確かに『イエス』と言う方法を長年見つけてきた」 「ラテが飲みたい… ではどんなラテがいいですか? と。あまりに多過ぎて、わたしには全ての組み合わせを1つ1つ検討することもできないほどだ」 ただ、行き過ぎると"顧客に「イエス」と言う"という企業の強みが弱みになりかねないとマイヤー氏は指摘する。 「一般的な顧客の利益にならない」
Aditi Bharade