「上下かかしまつり」 国の文化財「翁座」初の歌舞伎公演を記念した“かかし”も登場 広島・府中市
広島ニュースTSS
TSSのふるさと通信員から届いた地域の話題です。 広島県府中市では恒例の“かかし”まつりが開かれています。 府中市上下町で開催中の「上下かかしまつり」は、秋の稲刈りまで見守ってくれた“かかし”に感謝を伝えようと始まったイベントで、ことしで52回目を迎えます。 今年の干支の辰やパリオリンピックで金メダルを獲得した陸上女子やり投げの北口榛花選手など市の内外から寄せられた50体のかかしが訪れた人たちを楽しませています。 こちらの迫力ある“かかし”は先月、上下町にある国の文化財・翁座で初の歌舞伎公演が行われたことを記念して福山市のグループが制作しました。 【歌舞伎上下公演かかしの制作者】 Q:どこを工夫されましたか 「全身の形を…足の先から頭まで全部大事なことです」 【訪れた人】 「初めて見てほんとにいろんな“かかし”があるなと思って、見応えがあるまつりですね」 「上下かかしまつり」は今月4日までですが、“かかし”は、紅葉が楽しめる今月中頃までは展示する予定です。
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