このまま“出番なし”に…?阪神、今季1軍出場ゼロの選手(5)タイガースでは“出る幕なし”か
いよいよプロ野球はシーズン終盤を迎え、1試合の重みがさらに増してくる時期となった。リーグ連覇を狙う阪神タイガースでは、前川右京などの新戦力が台頭した一方で、まだ一軍での出番がない選手も多い。そこで今回は、ここまで一軍出場がない阪神の選手を取り上げる。(※今季成績は9月19日時点)
髙濱祐仁
投打:右投右打 身長/体重:185cm/88kg 生年月日:1996年8月8日 経歴:横浜高 ドラフト:2014年ドラフト7位 打撃でのアピールが求められる髙濱祐仁も、阪神では一軍出場を果たせていない。 強豪・横浜高で1年春から4番に定着。2年夏の神奈川県大会では、桐光学園の松井裕樹(現:パドレス)からアーチを描いたこともある。 甲子園には2度出場し、高校通算で27本塁打を放った髙濱。ドラフト7位で北海道日本ハムファイターズに入団した。 しかし、入団後はなかなか結果を残せず、2019年オフには育成契約に移行するなど苦しんだ。 それでも、2020年7月に支配下復帰を果たすと、翌2021年は一軍で107試合に出場し、打率.262(規定未満)、8本塁打、43打点をマークした。 だが、2022年に再び成績を落とし、同年10月に交換トレードで阪神タイガースに移籍。移籍1年目の昨季は、ファームで69試合に出場するも、打率.192の成績に終わった。 今季もファームでの出場が続き、ここまで65試合出場で打率.263、ホームラン0本とアピール不足となっている。 2021年に見せた輝きを、阪神のユニフォームでもう一度見せたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部