中日・木下拓哉、国内FA権行使へ「年齢的に他球団の評価聞けるのも最初で最後」Bランクで中日からは複数年契約を提示、宣言残留も容認
今年4月に国内FA権を取得した中日・木下拓哉捕手(32)が10日、翌11日に権利を行使すると明かした。中日球団とは話し合いを続けていて、複数年契約を提示されている。宣言残留も認められた。 ◆木下拓哉のタッチをかわすオコエ 生還が認められる【写真複数】 「球団からの誠意はとても感じています。すごく迷いましたし、今年の成績は自分でも納得いってません。ですがFA権は、今年だけではなく、今まで積み上げてきたからこそ得られる大きな権利だと思うので。年齢的にも他球団の評価を聞けるのもプロ野球人生で最初で最後だと思うので。宣言することにしました」 Bランクとみられ、移籍した場合、球団は人的保証と金銭を得られる。本人も争奪戦に発展する展開は考えていない。昨季は89試合で今季は74試合にとどまったが、2年連続で出場100試合を超えた年もあり、規定到達経験もある。ベストバッテリー2回受賞など捕手としての経験値に申し分はない。他球団の評価を聞く機会はあるのか、竜にとどまるのか。高知高から法大、トヨタ自動車を経て入団した9年目のエリート捕手が身の振り方を考える。
中日スポーツ