最も高額なのは? J2日本人選手、市場価値ランキング11位。日本代表入りもある!? J1を席巻した攻撃的SB
明治安田J2リーグの2024レギュラーシーズンが終了した。J2で最も高い市場価値を持つ日本人選手は誰なのか。今回、フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※情報は11月29日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトの表示に準拠する。
11位:山原怜音 生年月日:1999年6月8日(25歳) 所属クラブ:清水エスパルス 市場価値:60万ユーロ(約9600万円) 今季リーグ戦成績:34試合3ゴール6アシスト かつてJ1で躍動した若きサイドバックが戻ってくる。彼のプレーを再びJ1の舞台で見られることを嬉しく思うサッカーファンも少なくないはずだ。 DF山原怜音は、2022年に当時J1だった清水エスパルスに正式加入。前年に特別指定選手としてすでにデビューを果たしていたとはいえ、プロ1年目の2022シーズンのパフォーマンスで同選手は大きく評価を上げる。 定位置を確保することに成功した山原は、リーグ戦33試合に出場。強者が揃うJ1で2ゴール8アシストを記録するという、DFとしては驚異的な攻撃性能を発揮した。 しかしながら、チームはJ2降格が決定してしまい、昨季と今季はJ2で戦うことに。それでもチームに残留することを選び、今季清水がJ2優勝とJ1昇格を果たすのに大きく貢献している。 一時期はJ1でのハイパフォーマンスもあって、日本代表の新たな左サイドバックの候補として山原の名前が挙げられていた。現在はその声は弱まっている印象だが、来季の活躍次第では”代表待望論”が復活しても不思議ではない。自らドリブルで仕掛けて攻撃に厚みをもたらすことができるため、山原は森保一監督が採用する3バックの左ウィングバックとしても十分にインパクトを残せるのではないだろうか。 当然ながら、すべては来季のパフォーマンスにかかっている。成長著しい山原の市場価値はランキング11位となる60万ユーロ(約9600万円)だ。
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