“違法賭博”とは…ドジャースが通訳・水原氏を解雇 大谷選手への影響は 【#みんなのギモン】
日テレNEWS NNN
ドジャースの大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏が、球団から解雇されました。違法賭博に関与したと報じられています。ふくれあがった借金を大谷選手が肩代わりしたという報道も…。大谷選手への影響はあるのでしょうか。
■「借金の返済を大谷選手に」 発言を翌日撤回
21日のギモンは「大谷選手の通訳解雇 “違法賭博”とは?」です。 ドジャースの大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏が、球団から解雇されました。違法賭博に関与したと報じられています。 スポーツ専門メディアESPNによると、水原氏はメジャーリーグの規約で禁じられている違法な賭博を行っていたということです。そしてその損失額は少なくとも450万ドル、日本円にして約6億8000万円以上にふくれあがっていたということです。
こうした中でドジャースは水原氏を20日に解雇したことを明らかにしました。 大谷選手と水原氏の間に何が起きたのか。ESPNが水原氏へのインタビューを行っています。19日に行われたインタビューによると去年、水原氏はふくれあがった借金の返済を大谷選手に頼み、大谷選手は「二度としないなら助けられる」として、数か月かけて借金を肩代わりしたということです。 水原氏は大谷選手に「必ず返す」というふうに言ったと話したということです。ただ、翌日の20日、水原氏はこの発言を撤回しました。賭博で借金をしたことについて大谷選手は何も知らなかったとしたうえで、「全て私の責任だ」などと語ったということです。 水原氏は20日の開幕戦の後、クラブハウスで選手たちの前で「ギャンブル依存症である自分 が全て悪いんだ」などと話したということです。 また、何に賭けたのかについては、サッカーの国際試合やNBA(=プロバスケットボール)などで賭けたということで、「野球に賭けたことはない」と話したうえで、違法なものだという認識もなかったとしています。
水原氏は、「大谷選手は賭博には一切、関わっていなかった」と話しています。 また、大谷選手の代理人の弁護士はNNNの取材に対して「大谷選手が大規模な窃盗の被害に遭っていることが判明し、捜査当局に告発した」としていて、大谷選手は窃盗の被害者だということを強調しています。