日本のクリスマスニットは、きちっと感と大人の遊び心が大事!?
12月になるとイベントづくし。目下控えるビッグイベントといったら、やっぱりクリスマスだ。そしてそのとき、なにを着る?〈ジーステージ〉のクルーネックセーターは、日本で過ごすクリスマスにちょうどいいと思うのだ。
[ジーステージ] G-STAGE
セーターを見ると、クリスマスの近づきを感じる人はいないだろうか? というのも、アメリカではクリスマスに、祖母がお手製のセーターをプレゼントするという慣習がある。そうそう、クリスマスツリーやら、トナカイやら、雪だるまやらが、過剰なまでにあしらわれた、今みんなが想像したそれ。実は、アグリー・クリスマスセーターなんて名前がつけられていて、2010年代には、ライアン・レイノルズやファレル・ウィリアムス、マシュー・モリソンなどといったセレブたちが好んで着用したことで、ちょっとしたトレンドにもなったのだ。 とはいえ、なぜそんな奇を衒ったセーターが人気になるかというと、クリスマスの過ごし方に紐づいてくる。アメリカは、家族と一緒に過ごすというのが伝統としてあり、ツリーに飾りづけをして、みんなでプレゼント交換をし、一家団欒ディナーを楽しむ。イメージするなら『ホームアローン』みたいな世界。それに対して、日本はどちらかというと、恋人とダウンタウンへ繰り出して、レストランで食事を楽しむことが多いでしょ? だから、日本でクリスマスを過ごすなら、ある程度きちっと感のあるセーターがいいってわけだ。 そこで、紹介したいのが〈ジーステージ〉の、このセーター。上質なイタリアの糸を用いているため、とにかく発色がよく、品がある。しかも、アルパカ混で、風合いも柔らかく、着用感も軽い。なにより見てのとおり、このポップコーン調の編み柄。きちっと感と、大人の遊び心が共存した、日本で過ごすアメリカ好きのクリスマスセーターとして、ちょうどいいじゃないですか。 レストランで食事を楽しみ、ホームシアターでクリスマスムービーを鑑賞しながら、ポップコーンを恋人とシェアする。この時点でクリスマスのシチュエーションを考えるのって気合い入りすぎかな?
イタリアのピノーリ社の糸をポップコーン調の編み柄で表現した、異色なムード漂うセーター。トップ染めならではの美しい色めで、品のあるスタイリングを作れる。ジーステージニット特集ページにも注目。各9900円(以上ジーステージ/ジーステージ・ジャパン) ※雑誌『Safari』1月号より