【ジャパンC】シンエンペラー・坂井騎手「幼稚園児だったのが…」共同会見全文
ジャパンC(G1、芝2400メートル、24日=東京)の共同会見が20日、東西トレセンで行われた。シンエンペラー(牡3、矢作)に騎乗する坂井瑠星騎手(27)が、意気込みを語った。 全文は以下の通り。 -前走の凱旋門賞は12着だったが、前々走の愛チャンピオンSとの違いは 坂井騎手 馬自体は(前走から)良くなっていました。ロンシャンの特殊な馬場を分かって遠征しましたが、初めて経験したあの馬場は、なかなか大変でした。 -右回り、左回りの違いは 坂井騎手 ありますね。左右差のある馬ですし、左回りの方がいいパフォーマンスをしているイメージはあります。 -帰国して疲労の回復度合いは 坂井騎手 調教に乗っているぶんにはそんなに、疲れた様子は見せていません。順調にきていると思います。 -1週前追い切りは 坂井騎手 1週前なのでしっかりやろうということで、しっかりとやって。いい内容だったと思います。 -春と比べて良くなっている点は 坂井騎手 動きもだいぶいい頃に戻ってきたなと感じました。 -海外から戻ってきて成長を感じる点は 坂井騎手 そんなに大きくは変わっていないですが、幼稚園児だったのが小学生になったかなという感じですかね。 -伸びしろがあると 坂井騎手 そうですね。精神的にすごく幼いところがあるので。 -この馬の良さは 坂井騎手 2歳の入厩当初から、その前のセリの時から、運動神経の良さが抜けていると感じました。 -身体能力の良さはレースで感じるのか 坂井騎手 初戦から2戦目のパフォーマンスもそうですし、ダービー、愛チャンピオンSもそうですが、まだまだ幼い中でもああいう走りができるので、そこは能力の高さだと感じます。 -思い描くレースの形は 坂井騎手 まだ枠順が決まっていないですし、なんとも言えないです。当日の馬場状態などいろいろな傾向を見ながらです。 -重量2キロの差について、どう感じているか 坂井騎手 その2キロを生かしたいと思います。 -オーギュストロダンの印象は 坂井騎手 ヨーロッパの馬というよりは、ディープっぽいなとは見ていて思いました。少しテンションが上がるところとか、大きさもそうですね。 -レースへの抱負は 坂井騎手 非常にいいメンバーがそろったジャパンCですが、日本の3歳のトップクラスの馬だと思いますし、斤量差もありますし、チャンスのある1頭だと思うので頑張ります。 -初めて騎乗するジャパンCへの思い 坂井騎手 昨年のワールドベストレースにも選ばれているレースです。今年たくさん海外のビッグレースを乗せていただきましたが、その中でも非常に注目されているビッグレースだと思います。ここで結果を出したいという思いが強いです。