小池都知事定例会見9月15日(全文2完)若狭氏には「アドバイスさせて頂く」
新ユニフォームのアピールポイントは?
日本テレビ:日本テレビの久野村ですけれども、ボランティアのユニホームの件なんですが、前回いろいろ課題が挙がったと思うんですけど、特に前回と比べて今回はここが良くなったというアピールポイントをいくつか挙げていただきたいのと、費用がおいくらぐらい掛かったかということで、その金額と、〓*********00:31:42〓ものにするためにはどのように活用していくか、お願いいたします。 小池:まず私はこの統一感というのが、今回出たんじゃないかと思います。コンセプト、伝統と革新ということ、そしてまたこの市松模様などはまさしく江戸の模様でもございます。そういった点でメッセージ性が一貫しているという基本的な部分をきっちりと押さえた。それから素材などもかなり日本ということも、そして環境ということも考えて、かなりグレードも高く作ったというものでございます。 それから私も提案してたんですけれども、夏のポロシャツのときには、ちょうど、夏暑いですから、小さなハンカチのようなもので、水に濡らしてきゅっとここに結ぶだけでひんやりとするという、そういう素材を使ったチーフなどもございます。中には保冷剤を一緒にくるむといったようないろんな工夫が〓あるので 00:33:06〓、そういうことを東京の観光ボランティアはやっているっていうのは、これはまた環境のメッセージにつながっていくというふうに思いますので、これら、ほかいろいろ、これからもいろんなアイテムも加えていきたいと思います。それからユニホームの製作でありますけれども、これにつきましてはできるだけ予算も抑えながら、それから前回の費用等々も勘案しながら、約8000万円、3000枚それぞれ作っていくということでございますので、税込み約8000万円というのがセットになります。はい。
知事の政治活動と若狭氏が模索する新党の関連性について
朝日新聞:朝日新聞の〓イシイ 00:34:00〓です。すいません、ちょっと話変わって、政治の話で恐縮なんですけど。 小池:あ、政治部さん。どうぞ。 朝日新聞:政治家としての知事の政治行動と若狭さんが模索する新党の関連性についてちょっとお伺いします。今、民進党のほうから離党者が相次いでいて、その多くの方々が、若狭さんが模索する新党の合流を意識してるようです。そうした中、知事は、先日も例えば細野さん、若狭さんと会食したりしているので、例えば知事が新党にどう絡むのか、例えば、絡んでほしいという期待もあるようですが、そういう声がある中で、知事は実際どのように新党と関連していくのか、関連するのかしないのか、また都民ファーストもどういう立場で関わっていくのかについて教えてください。 小池:若狭さんが呼び掛けをされました、政治を学ぶ塾、輝照塾と名付けられたようでございますけれども、あすがちょうど最初の講義、講座っていうことで、トップバッターとして私、伺うことといたしております。 私が都知事として、そしてまた都民ファーストの今回の都議選の勝利、これは一貫して訴えていることは改革であり、しがらみがないということを正面に出してきた。そういう中において若狭さんが今、提唱していきたいというのは、同じように改革を国のレベルで、そしてまたスピード感を持って、そのためにはしがらみのない政治をやっていきたいということで、その仲間を集めておられるということであります。旗を、若狭さんは揚げておられるので、どういう方が来られるのかについては、私は永田町にはおりませんのでよく存じません。ただ、そういったことをちゃんとクリアできる人でないと、メッセージが伝わらなくなりますよ、ということは若狭さんには申し上げているわけで、クモの糸のような形になっても、それは意味を成さないというふうに思っております。 特に私は若狭さんに申し上げるのは、私自身は、基本的にいろんなアドバイスをさせていただくと。つまり国もそうですし、都もそうですし、今、国際競争にこの国が打ち勝って、そしてこのような歴史的な大転換期において、ずっと議論ばっかりしているのではなくて、ちゃんと答えを出して、スピード感を持って対応をしなければ、日本も、そしてこの首都東京も、置いてけぼりを食っちゃいますよということで、そこでスピード感ある改革のためには、しがらみがあるとスピードが鈍るわけでありますから、そういったことをこれからも私はアドバイスをしていきたいと思っております。 顔ぶれがどうなるのかっていうのはよく分かりませんが、でも本当にやる、この国のことを思い、そして改革のその思いを明確にして、そしてそのことが客観的にも分かる方々が集っていただければ、それは国にとっても、東京都にとってもいいのではないかという、そういうスタンスでございます。 朝日新聞:あと都民ファーストとの関連性は、要は都民ファーストと近い組織というイメージになるんでしょうか。 小池:そうですね、基本的に考え方を共有するということになるかと思います。 朝日新聞:分かりました。つまり、じゃあ最後に確認で。今まで例えば若狭氏への支援を知事、公言されてきて、それっていうのは若狭氏個人ではなくて、若狭氏と行動を共にする人、要は新党に対する支援という考えでよろしいですか。 小池:新党というか改革への支援です。本当にこの国のことを考えると、先ほどから申し上げているように、気が付いたら日本そのものがガラパゴスになっている、なっているわけですよ、今ね、すでに。有名な財界を代表するような企業が、今、解体されようとしているような状況にあって、こういう中で日本の柱である経済が揺らぎというようなことがあってはならない。そのためには明確なビジョンとそれをやり抜く信念と、それがまず重要であるというふうに思っております。それをみんな手弁当で集まってやるぐらいの気持ちでしないと、結局またしがらみができてしまうということなのではないかなというふうに思っています。 都民ファーストの会は、名称からして都民ファーストなので、国民というわけではないわけですから、そこを国民、日本という形で、どういう方がなさるのかっていうのは、私は大変、関心を持っていきたいと思っております。 朝日新聞:じゃあすいません、改革への志が共有できた方は、じゃあ支援、若狭氏に限らず支援するっていうことでよろしいですか。 小池:そこは若狭さんにお任せをしてるところです。〓新宿新聞 00:39:53〓、どっち、はい。