小池都知事定例会見9月15日(全文2完)若狭氏には「アドバイスさせて頂く」
東京都の小池百合子知事が15日午後2時から都庁で定例会見を行った。 ※一部、判別できない箇所がございますことをご了承ください。
今後、新しいユニホームに全て一新するのか
日刊工業新聞:今月幹事社、日刊工業新聞の〓オオツカ 00:28:18〓です。幹事社からはまず2点伺います。今、発表された観光ボランティアの新ユニホームの件なのですが、これは今後、新しいユニホームに全て一新されるのでしょうか。今までの従来使っていたような、古いバージョンの扱いっていうのはどうされるのでしょうか。知事のお考えを教えてください。 小池:まず古いのは、使ってらっしゃった、これまで使ってらした方に活用していただくといたしまして、これから新しいユニホームにだんだんと季節ごとに切り替えていくということになります。ということでこれまでのユニホームを着てボランティア活動を行うということも、これも可能でございますので、無駄なことにはならないというふうに思っております。 日刊工業新聞:ありがとうございます。もう1点は都民職員による事業提案型予算制度について伺います。この制度が導入されると今までにない都民民主主義、まったく新しい地方自治の形が始まることになります。小池知事としては例えばどんな提案を期待していますでしょうか。お聞かせください。 小池:やはりどちらかというと生活に密着したご提案が多くなるのではないのかなと思っています。待機児童対策1つ取りましても、行政が考える対策と、また実際のお母さんたち、保護者の方、もしくは預かるほうもいろんなご意見、お持ちだと思います。いろいろとそれぞれの団体を通じたりして、ご要望は聞いておりますけれども、現場の声というのを生かして、それぞれ工夫したアイデアを出していただければと思います。予算が付くものもあれば、そうでないものもあるかもしれませんけれども、これって本当に皆さんが真剣に、どうすれば自分たちの東京が、生活が、より住みやすくなるかと考えていただく、いいきっかけになるのではないだろうかというふうに思っております。 ちなみに今度、2024年のパリ大会が決まった、フランスの首都パリでありますけれども、パリにおきましても市民からの提案というのを入れて、そして予算編成を行っているという、そのような例もあるようでございます。 日刊工業新聞:ありがとうございました。幹事社からは以上なのですが、各社にお願いがあります。今から質問されたい方は挙手をしていただきまして、知事より指名を受けられた方が社名、氏名を名乗ってご質問ください。指名されていない方の不規則な発言は進行の妨げになりますので控えていただきますよう、ご協力をお願いしたいと思います。それでは各社どうぞ。 小池:すごい勢いで。はい、どうぞ。