ラスボスキャラは卒業? 「冨永愛」フジ連ドラで演じる“一般人”役は吉と出るか凶と出るか
■「割と幸せ」と思えるようになった それに加え、「最近は肩の力が抜けたような感じがする」と話すのは週刊誌記者だ。 「年齢を重ねて楽になった部分はあるかと聞かれ、何となく自分のことが分かってきたと、最近のインタビューで答えていました。『こういうふうになったら自分はこうなるんだな』と何となくわかってきて、楽になった部分があると話していました。また、最近は『今、割と幸せ』と思えるようになったとも明かしていました。息子もモデルとして独り立ちし、本人も歳を重ねて精神的なゆとりが生まれたのでしょう。今後は温かくて柔らかい雰囲気も増していきそうです。新ドラマの役柄は、そんな新しい冨永さんの魅力が見られるのかもしれません」 エンターテイメントジャーナリストの中村裕一氏は、冨永の魅力についてこう分析する。 「モデルとしては圧倒的なネームバリューを誇っていますが、これまでのキャリアのなかで出演したドラマは『グランメゾン東京』『ドクターX』など数えるほどです。しかし、さすがモデルだけあって、どれも強烈なインパクトを残しています。おそらくオファーはその何十倍も届いていると思いますが、それだけ厳選に厳選を重ねて臨んできたのでしょう。彼女の確固たるブランディング意識の高さと、仕事に対するストイックな姿勢がうかがえます。それだけに今回のドラマ出演は非常にチャレンジングであると同時に、彼女の演技を堪能できるまたとない貴重な機会です。男女逆転というトリッキーな設定のなか徳川吉宗役を演じ、堂々の存在感を見せつけてくれた『大奥』のように、新年早々“新しい冨永愛”を披露してくれることに大いに期待しています」 強烈な存在感だけでなく、年を重ね緩やかさも併せ持つようになった冨永。より幅が広がった演技を見せてくれそうで楽しみだ。 (丸山ひろし)
丸山ひろし