ラスボスキャラは卒業? 「冨永愛」フジ連ドラで演じる“一般人”役は吉と出るか凶と出るか
来年1月よりスタートする香取慎吾主演ドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(フジテレビ系)に出演するモデルの冨永愛(42)。本作は区議会議員選挙で当選するためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟とその子どもたちと暮らすことになった主人公が、次第に家族の問題と真剣に向き合うようになり、やがて本気で社会を変えるために立ち上がろうとする家族ドラマ。冨永はフジテレビ連続ドラマ初出演となる。 【写真】柔らかな雰囲気になった冨永愛はこちら 本作で冨永が演じるのは主人公と同じ中学、高校に通っていた後輩で、地元で暮らしながらイタリアンカフェを経営する料理人。はっきりとモノを言うタイプで、中学時代から男女問わず人気者。そして、自身は子どもを産まない選択をしているが、主人公の育児や家事を支える存在になっていくというキャラクターだ。 17歳のときにNYコレクションでデビューして以降、世界的なトップモデルとして活躍してきた富永。179センチの高身長と抜群のプロポーションで、唯一無二のスーパーモデルというイメージが強い。一方、今回のドラマで演じるのは役の紹介だけを見れば、市井で暮らす「フツーの人」という印象で、果たして役にマッチするのか気になるところだ。 「冨永は昨年、男女逆転の江戸パラレルワールドを描いた『大奥』で、8代将軍・徳川吉宗役で時代劇に初挑戦し、女将軍としての強さを感じる演技や凛としたたたずまいが高く評価されました。2019年放送の『グランメゾン東京』で演じた役柄も話題になりました。主演の木村拓哉演じるフランス料理シェフの元カノかつグルメ雑誌編集長役で、三つ星を目指す主人公たちの前に立ちはだかるラスボス的なキャラクターとして圧倒的な存在感を見せ、大きなインパクトを与えました。やはり、女優としても本人の印象に近い役どころが好評です。今回の新ドラマ起用に関しては、本人もこれまで演じたと役柄とは異なるキャラクターだと認識しており、『自分にとっての新たな挑戦としてお引き受け致しました』と番組コメントで明かしていました」(テレビ情報誌の編集者) スーパーモデルという評価ゆえ、冨永については、その存在自体が浮世離れしているような印象を持つ人も多いかもしれないが、私生活では意外と現実的な一面も見受けられる。