上手な人はどこが違う? デニムで「普通だけど可愛い」人気スタイリストがよく使うシンプルなテクニック
よく着る服をもっと生かすために。ベーシックスタイルを底上げするテクニックを、GISELeの人気スタイリスト、樋口かほりさんに総取材。シルエットや配色、改めて覚えておきたいバランス感覚に優れた組み合わせの基本など、明日から役立つワザをまとめてご紹介。 ≫【写真を見る▶人気スタイリストがよく使う12のテクニック一覧】定番デニムでも今っぽい「シンプルなのに上手に見える」簡単なコーディネート術 【スタイリスト・樋口かほりさん】 毎号表紙も担当するGISELeの看板スタイリスト。大人に似合うカジュアルをモットーに、リアリティのあるアイテム選びの提案と肩の力を抜いて着られる、シンプルカジュアルなスタイリングは毎号多くの反響が。 「デニムを着たあとに」やっていること スタイリストの中でもとくに多くのデニム特集を手がける樋口さん。毎号のように担当しているだけあって、デニムにまつわる引き出しの多さは随一。自身の手がけたスタイリングをふり返り「なぜかデニムがよく見える」裏側を解説。 【ウエストのゆるみを利用】 ぶかっとしたウエストをキュッと締め上げたときに生まれるニュアンスを求めて、あえてワンサイズ上やメンズサイズのデニムを選ぶことも。そのあとにキュッとベルトでウエストを閉めつつ、ジャケットスタイルなど、まじめな装いに1つポイントをつくるイメージで(樋口さん) 【トップスのように1枚で】 スカートの甘さをてっとり早く引き算できる、アウターとしてではなく、トップスとしてのGジャン。「着たまま」にせず、そでをまくったり、えりを立てたり動きをつけて抜け感を(樋口さん) 【デニムの間に沿わせるパール】 白Tのネックラインに沿うようにパールネックレスをプラス。長いものではなくトップスのネックラインに沿うように、というのがポイントです。たとえばオーバーオールとGジャンという、デニムの中でもハードな2つの組み合わせ。その強さをまぎらわすように柔和な光でドレスアップ(樋口さん) 【ベルトループの意外な使い方】 シャツのすそをくるっとしばったときに余る部分をベルトループにひっかけただけ。もの足りなさを感じたときに「加えずひねる」解決方法もアリ(樋口さん)
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