「トランスフォーマー」新作オンラインアクションゲーム『Transformers: Reactivate』が開発中止に 開発元は人員削減に直面か
Splash Damageが、オンラインアクションゲーム『Transformers: Reactivate』の開発を中止することを発表した。 同スタジオはXにて「とても心苦しいニュース」を明らかにし、複数の役職が余剰人員として解雇されるおそれがあるとした。本作は現地時間2022年12月8日にThe Game Awards 2022で発表され、2023年にはベータテストが予定されていたが、ずっと遅れが出ており、今回開発自体が中止となってしまった。 「この決断は安易に下したものではありません。スタジオやスタッフにとって、今は厳しい時期です」とSplash Damageはコメント。「『Transformers: Reactivate』に携わったチームの献身と情熱に感謝したいと思います」 Splash Damageは当初、複数のスタッフが「解雇されるおそれがある」と表現していたが、それは後半で確実なものになっている。 「ゲームをリリースまで見届けられないのは辛いことですが、仲間や同僚に別れを告げなければならないのはそれ以上に心を抉られることです。私たちはこの厳しい状況を乗り越えられるよう、彼らを支えるためにできる限りの力を尽くすとともに、スタッフたちのケアに務め、未来に向けてさらに強力なSplash Damageを作っていきます」 『Transformers: Reactivate』は、PCおよびコンソール向けに開発されていた1~4人でプレイできるオンラインアクションゲーム。概要は次のとおり。「人類にとって最大の脅威がやってきた。すでにその脅威は勝利を収めている。地球はもう私たちのものではない。奴らのものだ。私たちに残されたのは、瓦礫のなかから救い出したオートボットたちへの希望だけ」
Ryan Dinsdale