三笘薫の完成形はこれから ブライトン青年指揮官が賛辞とともに期待を語る…「まだ自分のポテンシャルを模索」
ブライトンを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督が日本代表FW三笘薫についてを語った。 今季からブライトンの指揮を執るヒュルツェラー監督。プレミアリーグ開幕から2勝3分け無敗の船出となり、昨季終盤戦のケガから復活の三笘も左の翼として主力起用を続ける。 31歳の青年監督は28日に行われるプレミアリーグ第6節のチェルシー戦に向けた会見で三笘に言及。まだまだ伸び代を感じるようだ。クラブ公式サイトが伝える。 「初日から彼との仕事を楽しませてもらっているよ。彼は素晴らしい人間だからね。それでいて、とても謙虚だし、良くなるためになんでもトライしている」 「昨季のケガから復帰して以前の状態に戻るまで少し時間がかかったが、我々からあまりプレッシャーをかけたりなんてしていなかった。ベストの状態に戻る上で何をすべきかは本人が一番良くわかっているしね」 「そして、試合ごとに良くなっていっている。結局のところ、我々が望むのはゴールやアシストだ。最近の試合では素晴らしいチャンスをいくつか作っている。少しツキもなかったが、トライし続け、ゴール前に顔を出し、一対一を仕掛け、シュートを狙ってもいた」 「それにとても柔軟性がある。クロスも上達していっている。思うにまだプロセスにいて、進化の途中だが、今の好調さにとても満足だ。その一方で、我々は試合中のあらゆる場面でより良くなれるよう努めている」 そんな三笘の武器はやはり柔らかいタッチと切れ味鋭いドリブル。指揮官はこの点においても特別なものを持つと評しつつ、さらなる成長を期待した。 「彼の1stタッチは特別なものがあると思うが、トレーニングでまだまだ上達できるところもあるはずだよ。パスの出し方しかり、1stタッチの仕方しかり、トレーニングから練習をたくさんすれば、良くなると思う」 「でも、言わずもがな、ミトマは傑出した選手だ。違いを生み出せる選手で、向上心もある。彼は『自分の成長は終わった』とは言わず、まだ自分のポテンシャルを模索している。それが彼の本当に素晴らしいところだ」
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