スロット監督、批判を浴びたアレクサンダー=アーノルドのプレーに言及「たまには最高のパフォーマンスができないことも……」
リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督は、マンチェスター・ユナイテッド戦で低調なパフォーマンスだったイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドに言及した。クラブの公式サイトがコメントを伝えている。 【動画|リヴァプール vs マンチェスター・U】プレミアリーグ ショートハイライト リヴァプールは現地時間1月5日、プレミアリーグ第20節マンチェスター・Uとの一戦に臨み、2-2で試合を終えた。スロット監督の就任に伴い、守備面の改善が見られたアレクサンダー=アーノルドだったが、マンチェスター・U戦では集中力を欠いた場面が見受けられ、試合後には厳しい批判を受けた。 カラバオカップ準決勝1stレグのトッテナム戦を前にした会見に出席したスロット監督は、前の試合で批判を浴びたアレクサンダー=アーノルドのプレーについて質問を受けると、以下のように語った。 「トレントだけではなく、我々全員がマンチェスター・U戦のプレーに失望したと思う。試合の一部分には満足できたが、完全に満足したわけではない。それはトレントだけの問題ではなく、試合にはより改善できることがあったということだ」 「トレントは最高の試合をしなかったが、これまでのキャリアで最高の試合を披露できなかったのはこれが初めてではない。彼はこのクラブで本当に多くの試合でいいプレーをしてきたが、他の選手も同様に最高の試合ではなかった」 続けてスロット監督は「シーズン中に50、60試合もプレーすれば、たまには最高のパフォーマンスができないことも選手は知っている」と擁護。「3日ごとにこのような試合で、いいプレーを続ける素晴らしさを強調すべき」と語り、シーズンで一貫したパフォーマンスを披露する難しさを説いた。 一時は逆転したものの80分にアマド・ディアロに同点弾を許したリヴァプール。アディショナルタイムにはあわや逆転弾を奪われそうになった試合をスロット監督は「波乱に富んだ試合」と総括し、このように続けた。 「最後の10分間で起きたことは信じられないことで、両クラブとも勝利のために全力を尽くた。波乱に富んだ試合を披露することも我々の仕事の一部だと思う。勝利を収めるには十分ではなかったが、間違いなく誰もが観ていて興味深い試合だったと思う」
SPOTV NEWS