拳王の週刊プロレス連載が書籍化&2冊同時発売!「業界関係者&選手たちから面倒臭いと陰口を叩かれながらもやり続けてきたかいがあった」【週刊プロレス】
NOAH所属の人気プロレスラーである拳王が週刊プロレスで6年以上続けてきた連載「拳王のクソヤローどもオレについて来い!!」の書籍化が正式決定となった。同連載は2018年1月31日号(No.1940)からモノクロ隔週でスタート。2020年4月からは毎週カラー連載にリニューアルして、プロレス界の時事的な話題を斬ってきた。ちなみに、拳王は愛着を込めてファンのことを「クソヤローども」と呼ぶ。 【写真】バレンタインデーに推し女子プロレスラーAZMにフラれた拳王
書籍化決定について拳王は「週プロの名物連載として読者に愛され、業界関係者&選手たちから面倒臭いと陰口を叩かれながらもやり続けてきたかいがあったな! ここ1、2年でオレのことを知ったクソヤローどももいるし、この機会にこれまでどんなことを言ってきたのかを伝えたいなってずっと思ってきた」と語っていた。2022年3月よりYouTube「拳王チャンネル」を始めて、2年以上が経過。現在ではチャンネル登録者数約8万人と現役プロレスラーとして屈指の存在までなっている。 書籍化のきっかけは昨年9月の週プロ40周年記念イベント。週プロのイベントにも関わらず、過去の自分について知っている「クソヤローども」は本人いわく「1、2割だった」。そこで6年以上続けてきた週プロ連載書籍化へと動き出した。
週刊プロレス6月5日発売号で連載は272回まで到達。拳王は「これまでのすべてを1冊に収録するとなれば、辞書みたいなページ数になることが判明した。おそらく普通の思考回路だったら、6年間の面白かった回を厳選して1冊にするだろ。だが、オレはそれだけは絶対にしたくなかった」と語った。その理由は「どうしてもすべて余すところなく伝えたかったからだよ。この連載では時事的な話題をオレなりに斬ってきた。昔はNOAHのことしか考えてなかったけど、今はプロレス界全体のことを見るようになって、世界も視野に入ってきた。現在の拳王というプロレスラーがどういうふうに形作られてきたのか、どんなふうに変わってきたのかを伝えたかったんだ」とのことだ。 その結果として2018年~2021年夏までを“反骨の書”、2021年秋~2023年末までを“金剛の書”に掲載して2冊同時発行することになった。発売日は7月23日(火)だが、自身の凱旋試合となるNOAH6・29徳島大会での当別先行発売を予定。Amazonでの予約もすでに始まっている。
週刊プロレス編集部