センバツ高校野球 作新学院 選手紹介/3 /栃木
◇状況応じた打撃に自信 菊地陽太二塁手(2年) 右打ちが得意で、状況に応じた打撃に自信を持つ。「体が小さくてパワーが足りないので、もっとウエートトレーニングを極めたい」と向上心を燃やす。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 中学時代は軟式の県選抜チームに選ばれ、全国準優勝も経験した。だが高校に入り、春からベンチ入りしている同級生もいる中で、一度も1軍のAチームに入れなかった。 悔しさをバネに、周りが1箱分のボールを使って打撃練習をしていたら、自分は2~3箱分は打ち込み、コツコツ力を付けてきた。昨秋の県大会で初めてメンバー入りを果たし、「1年の時の悔しさがなかったら今はない」と胸を張る。甲子園では「自分の持ち味を生かし、感動を与えるプレーを見せたい」 チームメートと銭湯に行くことが楽しみ。サウナも好きで、気付いたら3時間ほどたっているという。宇都宮市立陽北中。173センチ、66キロ。【鴨田玲奈】=つづく