永井奏多が「近いうちにベルトを巻くのはこの僕」とバンタム級トップ戦線に殴り込み。フライ級の高校2年・中池武寛は「もっと強い相手とやらせて」【修斗】
プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.36」が4月7日、東京・新宿の新宿FACEで行われ、各階級で戦績の浅いニューフェイスたちが白星を挙げ、それぞれ下剋上をアピールした。 セミファイナル(第8試合)では昨年4月にプロデビューし、ここまで4戦3勝1分の18歳の永井奏多(TRIBE TOKYO M.M.A)がキャリアで大きく勝る松下祐介(パラエストラTB)を判定で破った。 1R、打撃の探り合いから松下がタックル。スタンドでバックを取る。背中に乗るが永井が落とす。松下ががぶって、押し込むがコーナーの攻防で永井が逆に押し返す。永井は密着した体勢から左ヒジ。そしてバックを取る。しかし松下は正対。離れて打撃の攻防に。永井は右カーフ。松下も右カーフを返す。永井はワンツー。松下のタックルはバックステップでかわす。蹴りからパンチのコンビネーションの永井。
2R、永井の右カーフ、右ストレート。打撃をかいくぐり松下がタックルも永井はがぶってバックを取る。落とされると下から三角狙い。これをしのいだ松下が逆にバックを取る。永井はクラッチを切って離れると打撃の攻防に。圧をかける永井がワンツー。松下はタックルでテイクダウン。バックを取るが永井は正対。そして離れる。永井はパンチ。そしてタックルからバックを取る。引き倒し、バックを取るとスリーパーを狙う。松下がしのぐと切り替え、打ち合いに。最後は永井がタックル。松下がつぶし、両者が立ち上がったところでゴング。 判定はジャッジ3者とも18-20で永井が判定勝ちを収めた。 永井は試合後のマイクで「絶対にフィニッシュする気だったんで正直悔しいなというのはあるんですが、正直、このバンタム級で誰にも負ける気はしないんで。近いうちにベルトを巻くのはこの僕なんで。皆さん、応援よろしくお願いします」と近い将来のベルト獲りを宣言した。